こんにちは。
研修コーディネーターの飯島宗裕です。

さて、先日(9月19日)に行われましたワークショップの報告です。
テーマは「研修会社と講師を選ぶポイントとは」。

うん、研修講師の私としては何と自虐的なテーマでしょう!
(ちなみに私はドMです)

9月は人事の繁忙期でもあり、参加人数は7名と少なかったのですが、
熱い議論を交わしていただきました。
(実はファシリテーター役の私も当日体調が悪かったのですが、
参加者のパワーのおかげで無事乗り越えました!)

人事の方の視点、提供者(研修会社・講師)の方からの視点を
掛け合わせ、5つのポイントに絞りました。

研修会社や講師を選ぶ5つの極意とは・・・

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1、研修の目的を把握し、適正なプログラムを組み立てることができること。

依頼側のニーズを無視した研修を行う研修会社や講師は当然のことながら
避けられます。しかし、
人事側も自分達のニーズを把握せず、丸投げを
してしまっているケースも少なくありません。

お互いに研修の目的を明確にし、効果を出すために協力することが求められます。

2、研修終了後のフォローまでを考え、現場での活かし方を提案できること。

研修をすればそれで終わり、というわけにはいきません。大切なのは研修
で学んだことを実践する
ということです。研修会社や講師が活かし方を
提案・解説するとともに、人事もそこまでの過程を
考えた上で研修のテーマ
やプログラムを選定することが求められます


3、「教える技術」を持ち、場に臨機応変に対応できること。

知識を持っている講師が教え上手とは限りません。いかに理解させるため
の技術を持っているかが
重要となります。また、研修講師は現場で初めて
受講生と対面するケースがほとんどです。受講生
に合わせて臨機応変に講義
を行ない、効果を創出する技術が求められます


4、研修の役割や限界を知り、人材育成に対する理論的な知識を有していること。

研修は人材育成の一部に過ぎません。効果的な研修や人材育成を行うため
には、人材育成の全体的
な理論を理解し、人材育成や研修の役割を認識する
必要があります。理論の無い研修会社や講師は
曖昧な提案しかできないでしょう。


5、社会的な信用を持ち、人間性やキャラクター性の相性が良いこと

研修会社も講師も基本的な信用が無ければいけません。また、研修を協力
して創り上げていくには
相手の人間性も大切ですし、講義の際にはその
講師のキャラクター性が大きく効果に影響します。

結果的にはお互いに付き合ってみないとわからない部分ではありますが、
大切なポイントです。


「当たり前」かもしれませんが、では「できている」でしょうか?

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