こんにちは。
研修コーディネーターの飯島宗裕です。

4月は研修繁忙期。
私もおかげさまで平日は毎日研修を行って
おります。土日は事務処理と、5月前半までは
ノンストップ状態です。
(ありがたいことです)

ということで、ブログがどうしても後手に回ってしまい、
なかなか更新できずに申し訳ございません。

しばらくは更新間隔が長くなってしまいますが、
よろしければお付き合いください。

さて、今回のテーマ。

新人研修が企業や行政などで開催されていますが、
私はいつも感じることがあります。

『新人研修のプログラム構築が甘い!』と。

私が担当している研修を否定しているわけではなく、
一般的な新人研修も含めてこの疑問を感じます。

毎年同じプログラム。
「なってほしい人材像」が見えてこない。
形だけのマナー研修やありきたりの科目。
中途半端な時間構成・・・

これで本当に新人が育つと考えているのでしょうか。

辛口かもしれませんが、私は本気で新人研修を
取り組んでいるように感じられないのです。

理想としては、人材育成・開発担当者を含め、
現場の方を交えて「新人像」を明確にすること。
その新人像にどのような教育や仕組みを構築
すれば達成できるのかを計画することです。

しかし、多くは一人の人事担当者の思いつきで
設計されているのではないでしょうか。
また、人事の部署のみで構築していないでしょうか。

それでは視点の狭い設計となり、現場が必要としている
人材を育てることは難しいでしょう。
現場が必要としている人材を育てることを考えれば、
今の研修プログラムは大きく変わるはずです。

もっと組織的に新人教育を考え、組織を巻き込んで
設計すること。そうしなければ「人事の自己満足」の
新人研修になってしまい、結果的には現場で再教育
するハメになってしまいます。

研修設計のあり方について、もっと考えるべきだと
私は思います。